アーティスト・イン・レジデンス ♯4 山西 雄一郎

August 7th, 2013 | Tags:

山西 雄一郎 (Yuuichirou Yamanishi)

レジデンス滞在期間:2013年7月27日から10月31日

展覧会期間:2013年8月23日から30日、2013年10月18日から27日

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ウェブサイト: www.yuuichirou.com

1979年横浜生まれ。グラフィックデザインと現代アートを勉強した後に、写真の魅力に目覚める。現在、横浜とドイツの両方を拠点として活動中。

2000 個展 “Kyouiroiro” Gallery TOBI、東京

2001 入賞 Hasselblad school 写真コンテスト

2002 東洋美術学校卒業(ビジュアル・デザイン専攻)

2003 個展 “gap” 新宿ニコンギャラリー、グループ展 “gap” 大阪ニコンギャラリー

2005 グループ展 “La photographie comme avenure” アート・プランニング・ルーム青山、東京

2007 個展 “Fragments of time and heart” PLACE M、東京

2007 個展 “Raka” Nagune、東京

2009 グループ展 “Raka”KUNST IM TURM、 ベルリン

2011 グループ展 “meet the photographers” Phototheke、ベルリン

2011 個展 “listen to their modest insistence” 写真フェスティバル、ベルリン

2012 個展 “The Still Noise” Restaurant of “SWERA”、ベルリン

2013 グループ展 “レクイエム”、ベルリン日本大使館(多目的ホール)

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山西 雄一郎インタビュー (2013年8月5日)

聞き手:ミンクス典子

レジデンス滞在に応募した理由は?

以前から、レジデンス滞在が出来る可能性をずっと探していました。幾つか応募して選考に残ったこともありますが、助成金を獲得するまで辿り着かず断念した経験があります。なので、実際にレジデンス滞在するのは今回が初めてです。

僕は2009年から2011年までの2年間をベルリンで過ごしました。東ドイツが好きで、ベルリンにも近く、アートが盛んなライプツィヒでこのような機会を見つけたので、すぐに応募しました。日本人が「ドイツのまちづくり」に関するプロジェクトを展開しているのにも興味を持ちました。

「アート」をやっていくのに、日本にいるとどうしても限界を感じています。そこでぜひ海外でチャンスを広げようと思い、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ベルリンの4つの大都市を選択肢にして、どこに行こうか迷って、ベルリンに滞在しました。ベルリンでは様々な国から集っているアーティスト達と出会うことが出来ました。これまでは作品制作に重点を置いてきたので、今後はドイツの様々な都市でコネクションを繫げていきたいと思っています。作品をつくるだけではなく、人に見せる機会を増やしていくことが重要だと感じています。

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ライプツィヒの印象は?

大都市ベルリンと比べて、ライプツィヒの人たちの方が親切で礼儀正しいように感じます。街の印象がもっとDDR(旧東ドイツ)っぽいかなと思っていましたが、以外と当時の建物をキレイにリノベーションしていることに驚きました。古いままの建物を目にすることが出来るのもよい経験です。ベルリンに比べてライプツィヒは小さな都市なので、人と人との繋がりが密なのではと感じます。

今回の滞在で期待していることは?

出来るだけ人と交流して、コネクションをつくりたいです。またライプツィヒの印象に基づいた作品を発表したいですね。これまで「写真」を表現手段としてきたのですが、ここではパフォーマンスやインスタレーションをやってみようと考えています。そうすることで作品の枠を広げ、新しいことに挑戦しようと思っています。僕は今後も横浜とドイツの両方を拠点として活動していく予定なので、今回のライプツィヒでのレジデンス滞在が次のステップに繋がるような機会になればと考えています。

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ご自身の作品について

これまで「視覚」や「不可視」、「不明瞭」、「気」に興味を持ち作品を造ってきました。同じテーマを繰り返すことより、新しいことやプロジェクトに取り組むことに、常に情熱を持っています。作品を造り続けるために作品を造っています。それらの作品で私自身が社会の中でエンターテイナーであることと、何かを暗示したり、感じさせたり,考えさせたりするトリガーでいようと思ってます。

写真表現をメインとするビジュアル・アーティストですが、映像や、立体、インスタレーション、ドローイングなど、様々な表現方法でアート活動をしたいと思っています。枠に入らないアーティストでいることは一つの目標であり、むしろ信条でもあります。 今後の目標は、未来の多い子供達を対象にしたワークショップの開催や、より社会と関わりを持ったテーマの作品を造っていければと考えています。



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