[感想]ゲオルグシューマン通り 地域マネージメントセンター

November 12th, 2012 | Tags:

ライプツィヒ市ゲオルグ・シューマン通りの都市再生事業を行政と市民の間にたち、ボトムアップ型の事業体系となるようプロジェクトを進めている。事業の中心人物は、地理学者のDirk Zinner氏で、2011年から活動を開始している。ゲオルグ・シューマン通りにインフォメーションセンターを開設し、活動の拠点としている。

主な事業スキームは、①計画立案、②ワークショップの実施、③計画の実践、④事業マネジメント、という形で進む。プロジェクトの企画からそれに関わる地域生活者との協働体系の構築、プロジェクトスタートと継続・改善の為の支援に関わっているということになる。

また、主な財源は行政(ライプツィヒ市、ザクセン州、連邦政府)からの資金によって運営されている。さらに、都市再生事業の対象は、建築物だけでなく、道路計画事業についても対象としている。

日本における通りを対象とした再生事業には、商店街の活性化事業が挙げられる。その場合、建築物の外構や利用方法、建物前面の歩道空間の計画を対象に実践されている事例を多く見られるが、交通、道路計画についてまで対象としている事例はあまり見られない。通りの再生事業として総合的に取り組んでいるゲオルグ・シューマン通りの事例は、その点で参考になると感じる。

(渡部昌之)



>> Previous post:
>> Next post: