ようこそ、「日本の家」へ!
「日本の家」は、ドイツの地方都市ライプツィヒの衰退商店街の一角にあった空き家を、現地に住む日本人チームがセルフリノベーションして立ち上げた非営利団体です。2011年から活動をはじめ、現在では、国籍、宗教、年齢、職業、経済状況などに関係なく様々な人々が交流し、「もの」と「こと」が日常的に生み出されるクリエイティブな「家」となっています。
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私たちの活動は次の2点です。
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①ローカル:ライプツィヒ東地域に根付いた活動
「日本の家」が面するアイゼンバーン通りには、多くの移民・難民と低所得者層の人々が住み、社会的な難しさを抱えています。2014年春から毎週行っている「ごはんのかい」は、人々が集い、一緒に作り、一緒に食べるというとてもシンプルな活動ですが、投げ銭制なので経済状況にかかわらず誰でも参加でき、毎週100人以上の人々、これまでに世界90ヶ国以上から人々が訪れています。他にも東地域で活動する他の地域団体、アーティスト、行政と協働することで、子どもや家族を対象としたワークショップ、コンサート、展覧会、シンポジウムなど、地元に根ざした活動を行っています。
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②グローバル:「国」の枠を超えて「都市」に取り組む交流と実践
空き家・空き地の活用、住民主体のまちづくり、多文化共生、移住と場所づくり、ジェントリフィケーションなど、ライプツィヒにおける都市の課題は日本を始めとした他国の都市でも同じように課題となっています。「日本の家」の活動を通じて得た経験やアイディアをもとに、これまでライプツィヒだけでなく、日本の北九州、鳥取、尾道などの各都市で、それぞれの都市で実際に活動する人々と共に、国際的なワークショップや参加型芸術祭を行ってきました。これからもグローバル化とポスト成長の時代に、私たちが都市で豊かに暮らしていく方法を探るため、国を超えた草の根のネットワークを形成しています。
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お近くにお寄りの際はぜひお気軽にお越し下さい。
「日本の家」プロジェクトチーム
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