7月27日〜8月5日にかけて、書道家の田原みどり氏と写真家の溝渕真子氏による展覧会が行われました。地上階には田原氏のダイナミックな書が展示され、展示の一部では壁にその場で直接書いていくスリリングな技法が用いられました。
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地下階にはアヴァンギャルドな空間に溝渕氏による写真が飾られ、独特の雰囲気を持った展示となりました。
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展覧会当日には大勢の皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございました。
日本での展覧会出品からは実に二年ぶりとなり、久しぶりに日常を離れて作品づくりに没頭でき、とても充実したこの数ヶ月でした。
昨年の三月末にドイツへ越してきましたが、このような素晴らしい機会を滞在後まもなく頂き、とても光栄に存じます。
松煙墨の持つ神秘さ、それから紙面の余白の美しさを、日本から離れたこの地でこれからも発信していきたいと思っております。
書道家 田原みどり