寒さの厳しい2月15日〜24日、富谷龍樹氏による写真の展覧会が行われました。富谷氏の作品は、首都圏で発売されていた私鉄の磁気カード「パスネット」の表面と裏面を撮影したユニークなものでした。長年にわたってあつめたパスネットのコレクション、その数じつに200枚以上。迫力ある展示に、見に来られた方々も圧倒されていました。
「表面のデザインが面白いだけでなく、裏面を見ることで、その人がどんな生活をしているか見えてくるんですよ。」と語る富谷氏も、自身が熱心な鉄道ファン。電車への愛があふれる展示でした。