日本という国は、抗議活動が盛んではないという認識が一般的です。しかし、それは正しいでしょうか。1960年代、日本では学生による抗議活動が他の国々と比べて早い時期から盛んでした。残念ながら、1970年代初頭に入り、民主主義社会において自分の意見を表明する手段として、デモは社会から消えてしまった様に思われました。これには多くの理由があります。しかし、完全に消え去ったわけではありませんでした。地震、津波、福島という三つの惨劇が同時に起きた2011年以降、日本では再び大きな変化が生じたからです。デモは再度メインストリームへと躍り出たのです。
日本の若者は政治への関心が欠けているとよく言われますが、それは本当でしょうか。SEALDs(Students Emergency Action for Liberal Democracy) の学生は、これらのイメージを刷新しました。彼らは政治とデモを、若者が関心を持てる様に再構築したのです。
展示コーナーでは、彼らの立ち上げから今日に至るまでの過程がご覧頂けます。日本についてあまり知られていない、同時に今日の日本の社会を知る上で大切なこと。安保法制や原発、憲法9条の改正を巡る国民と安倍政権の対立についてなど。
開催期間は、9/2-9/4 19:00-23:00(9/4のみ16:00から)です。
9/3の19:00から、日本から来たSEALDsメンバーの小林叶を交えて、オープンディスカッションが開かれます。
奮ってご参加下さい。
http://www.sealds.com/